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The Walkはすてきな挑戦者の話

友達に誘われてThe Walkを見てきました。

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スターウォーズだったか007の時に予告編を見ていて、

ジョセフゴードンだけど、ただの綱渡り映画だろうと思って

あまり期待せずに鑑賞。

 

内容

主人公の子供の時からワールドトレードセンターで

綱渡りをするまでの成長ストーリー。

前半は、彼が綱渡りを覚え成長していく話で

後半は、ワールドトレードセンターに忍び込み綱渡りをする話。

 

見所

この映画の見所は、綱渡りの疑似体験ができる点と挑戦者の話。

綱渡りの疑似体験

かなりゾクゾクします。

ワールドトレードセンターに忍び込むところも

綱渡りのドキドキに比べればやさしいものです。

高所恐怖症ではないのですが、綱渡りシーンは嫌なドキドキがありました。

 

挑戦者

主人公は、アーティストで綱渡りは芸術だと言ってました。

芸術の都パリではあまり評価されなかった綱渡りが

ニューヨークで評価されたのは面白いところだなと思います。

(パリ以外では評価されたという描写がありました。)

 

これも、古典的なパリと先鋭的なニューヨークという

比較かもしれないなあと思いました。

 

あとは、ワールドトレードセンターでの綱渡りの成功を

すべての人が祝っているシーンは感動的でした。

工事関係者やビルのオーナーや警官まで。

挑戦者を讃えるアメリカという国のもつ文化がとても素敵ですし、

その環境が様々な文化を作るんだろうなと感じました。

 

とても面白い映画でしたし、映画館で見ないと面白さ半減なので

映画館でやっているうちに見るのがオススメです。

 

 

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劇場版テレクラキャノンボール2013を見て

一時期ネットで話題になっていたテレクラキャノンボール。

近所のTSUTAYAに置いてあったので借りてみました。

 

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内容は、5日間で東京から札幌まで

レースとAV撮影を繰り返しポイントを競うドキュメンタリー。

 

劇場版はレースシーンは少なめで、札幌の最終二日間がメイン。

AV撮影は、素人をナンパやテレクラや出会い喫茶で捕まえる。

 

最初、そんなに見つかるのかなと思ったけど

結構早く見つかりほとんどが顔出しもOKというのには驚きました。

そして、撮影をOKする人たちって、見た目が似ていて

その風貌から闇を感じました。

 

その闇の部分が今まで見たり読んだりしたドキュメンタリーよりもリアルで

結構落ち込んだ。

 

作品としては、アイディアは面白いんだけど結構グロいところもあって

自分も嫌いではないけど1度でいいかなと思ったし、

わざわざ人にも勧めづらいなぁという感想でした。

 

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パリジュテームを見て

パリを舞台にした、短編恋愛映画。

コーエン兄弟の映画を全部見るという目標と

ナタリーポートマンの出てる映画は全部見るという目標のために借りました。

 

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1話5分なので中途半端な話もありましたが

総合的に見て満足できる映画でした。

 

目標にしているナタリーポートマンの作品はそこまでピンとせず、

コーエン兄弟の作品はブシュミが出ていてとてもよかった。

 

個人的なランキングをつけるなら

1位 パントマイム(7区エッフェル塔)

2位 ドラキュラ(8区マドレーヌ界隈)

3位 オスカーワイルド(20区ペール・ラシェーズ墓地)

 

パントマイムは、コミカルな映像としっかりしたストーリーがよかった

ドラキュラもストーリーがよくて、撮り方が綺麗でした。

オスカーワイルドは、オスカーワイルドが好きだから(笑)

 

2回見ないかもしれないけど、1回見て好きな作家を探すのは楽しいし、

パリという街を楽しめてよかった。

 

※パリを楽しむなら、ウディアレンのミッドナイトインパリもおすすめ

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マイファニーレディの感想

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ちょっと時間が空いたので、近場でやっていて面白そうなものを選んでみてきました。

 

主人公は、女優を夢見るコールガール。

たまたま呼ばれたお客さんから、その仕事を辞めるなら3万ドルあげると言われ、

コールガールをやめて女優を目指すことに。

 

そして、最初のオーディションがコールガール役の舞台。

オーディション会場で演出家として出会ったのが、3万ドルくれた人。

 

その舞台には、演出家の奥さんがいるし、オーディションで脚本家に惚れられるしで、

ドタバタ劇が始まります。

 

内容からして、ドタバタが始まるなという感じがビンビンしてきますが、

その通りのドタバタがさいごまで繰り広げられます。

93分という短さもいいですし、最後まで飽きずに見れました。

 

最後の最後に本人役で僕が大好きな有名人が出てくるのにはびっくりしました。

タランティーノがほんと一瞬ですが、いいはまり役で最後の最後まで楽しめました。

(上記、反転で有名人の名前が出てきます!)

 

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007 スペクター

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バルト9にみてきました。

(写真は、台湾のデパートに飾ってあったものです)

 

僕の007の歴史は、ダニエル作品は全部好きでブルーレイも持ってます。

しかし、昔のものは1、2作程度しか見ていません。

たしか、ダイ・アナザー・デイとトゥモロー・ネバー・ダイだったかな。

「たしか」をつけるくらいなので、1〜2シーンしか覚えていません。

 

そんな僕が、ダニエル作品の最後となる可能性が高い本作を

かなり楽しみにして見に行きました。

 

実際の感想は、すごく面白かった訳ではないけども

2時間半飽きずに見れました。

 

このあとネタばれ少し書きますので、見てない人はここまでがいいと思います。

 

ネタばれ少なめで今回の映画をまとめると

・色んな国が出てきて世界を旅しているような感覚がする

・前作に比べqが大活躍

・カーアクションがかっこいい

 

 

続きを読む 007 スペクター

ナイトクローラー 〜ジェイクギレンホールが最高でした〜

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予備知識は、ジェイクギレンホールが主演でパパラッチの映画だということだけ。

 

パパラッチを通して、ジェイクギレンホールが狂っていくのかな?と思ってましたが

最初っから狂ってました。

 

===============ざっくりとしたあらすじ===================

主人公は、フェンスを盗んだり、強盗などして時計を奪うなど

泥棒を生業にしつつも、就職先を探して経営学を学んだりしてる。

 

仕事帰りに事故に遭遇して、そこで出会ったパパラッチの仕事を見て

自分でもできそうと思い、パパラッチ業を開始する。

========================================================

 

もともと泥棒なので、結構狂ってるんです。

パパラッチを始めるための機材も盗んだ自転車を売ったお金だし。

 

この映画のポイントは、ジェイクギレンホールの目。

目がすごい。目はいつも開きっぱなし。それがすごく怖かった。

あとは、主人公の性格も、自分の意見をさも正しいように伝える感じは怖かった。

 

不満を言えば、おっさんとおばさんだけで若い人が助手くらいしか出てこないところ。

万人ウケする映画ではないですが、ジェイクギレンホールの演技だけでも見る価値ありでした!

 

 

 

Nightcrawler

 

マッドマックス最高!〜映画館でぜひ見て欲しい〜

MadMax

 

俺を見ろ!

見てないやつは今すぐ映画館に行け!

 

このブログで言いたいのは上の2行だけです。

 

 

トレーラーを見ていると砂漠でカーチェイスしている動画しかないですが、

この映画それだけです。

2時間主人公は敵に追いかけれれます。

 

じゃあ、何が最高なの?ということですが、

カーチェイスが最高なんです。2時間最高なんです。

 

常にテンションが上がるカーチェイスを行っています。

まず、音楽。

トレーラーにも出てきますが、ドラム4人とギターが乗っている車がいます。

これにも表れている通り、カーチェイスシーンでは重低音がテンションを上げてくれます。

 

そして、へんてこな車がいっぱい出ます。

ハリネズミの車。ボティを2重にしてある車。タンクローリー。

これらがバンバン出てきてバンバン壊れます。

 

ノリノリの音楽にへんてこな車を、様々なカメラワークで撮影します。

後部の太鼓部隊を捉えたら、ぐるっとカメラは前へ回ると

ギターの男が炎を出しながら演奏していたり。

とにかくテンポが良いカメラワークなので時間を忘れるほど興奮します。

 

文にしても伝わらない。。。

ぜひ映画館で体験してみたほうがいいです!

 

あと、パンフレットには車の解説も載っているのでそちらもおすすめ!

 

メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロ-ド

ピッチパーフェクト最高!

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ハイスクールの少女たちがアカペラを通して成長する話です。

そう書くと、「あーあの感じね」って思うかもしれませんが、だいたいあってます。

 

でも、ストーリーがわかっていても感動することがあるんです!

 

まず歌が素晴らしいです!

大画面でいい音響で聞く感動します。これは映画館で見た方が絶対いい!

 

そして、アカペラグループも個性的でいいです。

リーダーの子はわかりやすい優等生タイプで堅物とか、

主人公のアナケンドリックは父親と少し問題があったりとか、

太っちょも明るくて楽しい。

ほんとにいいグループです。

 

2の公開も決まっているので映画館で上映しているうちにぜひ!

ピッチ・パーフェクト-オリジナル・サウンドトラック(完全盤)

 

花とアリス殺人事件を見てきた

花とアリス殺人事件

花とアリス殺人事件を見てきました。

今年初の映画館。

期待していなかったのですが、面白かったです。

岩井監督のもつ青春が詰ってました。

「謎の転校生」がいまいち不完全燃焼だったので、今回好みにあってよかった。

 

「史上最強の引きこもり花、史上最強の転校生アリス」ってコピーはどうかと思いました。

そして、「世界で一番小さな殺人事件」もどうかと思います。

特に史上最強でもないし、小さな殺人事件でもないし。

 

これはきっと男子からみたある理想の女子像なんでしょうね。

女子も結構さばさばしていて、いいリズムで話が進むのですが、

本来の女子ってもっと陰湿なイメージがあるし、割り切った関係みたいなものもないのかと思うし。

 

ストーリーもわかりやすく落ちもしっかりしていて、90分の長さもちょうどいい。

ただ、花とおっさんとの珍道中はちょっと間延びしました。

 

あと、アニメーションが残念なところがありました。

特に前半部分。声が出ているのに、アニメの口が動いていないとかあったり。

お金の問題なのかわかりませんが、そこはしっかり作ってほしかった。

 

でも、全体的にホントにいい作品で、嫌な部分もないし理想的な青春映画でした。

 

花とアリス [Blu-ray]