「映画」カテゴリーアーカイブ

「人生はシネマティック!」は今年ベスト級の映画でした

 

有楽町のヒューマントラストシネマで「人生はシネマティック!」を
見てきました

第二次世界大戦中に映画脚本を作成することになった女性の話。
舞台はイギリス。毎晩のようにV2ロケットが降る中で
台本を作りながら、映画の問題や私生活の問題を解決していく

予告編の中にも色々な問題が出ていたけど、
それを真摯に対応することで周りを巻き込みながら映画を取っていく

ひとつのプロジェクトに集まったメンバーが
お互いを尊敬しながらゴールに向かって進んでいく感じと
仕事をやり終えた後の関係などがとても素敵でいい映画だった

内容はすごく地味なのに魅力的なキャラクターが多く
それを丁寧に作っているのがわかるので
引き込まれて楽しめました。

今年見た中では、先日見たブレードランナーもよかったのですが、
こちらの映画が今のところベストかなと思ってます。
あとは、年末のスターウォーズがどうなるかかな。

バリーシールはアメリカに振り回された悲しい男の映画でした

 

 

久々の映画

トムクルーズ主演のバリーシール

 

あらすじ

 

バリーシールという優秀なパイロットが

CIAエージェントに引き抜かれて、

中南米の軍事基地を偵察機で空撮する仕事をしながら、

中南米の麻薬カルテルと手を組み、アメリカに密輸する仕事を手伝い

荒稼ぎをする人生を描いた作品

 

 

予告編を見るとすごくテンポよく勢いで進むように見えますが、

実際は結構じっくりと進みます。

 

日本だとサブタイトルに「アメリカをはめた男」とありますが、

実際は、「アメリカにはめられた男」でした。

彼は、密輸はして大金を稼いでいたけど、CIAにいいように使われていて、

家族も巻き込まれて、逮捕されるは引っ越ししなきゃならないわと

大変な人生を送ることになります。

 

ただ、すごい大変な人生でも、バリーシールは明るく振舞うし、

奥さんの肝が座っているので、

家族で何事にも動じず、楽しく過ごしているシーンが印象的でした。

 

70sのアメリカやCIAについて、また、中南米の裏社会についても学べます。

期待していた方向とは違いましたが、結構楽しめました。

 

以下の動画はネタバレ含んでます。

 

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ベイビードライバーの疾走感は最高でした!

 

久々に映画行きました。

 

 

ベイビードライバーは、強盗を逃がすためのドライバーが主人公の映画

 

ムービーにもあるように疾走感と音楽が最高!

 

もともとこの監督は、ショーン・オブ・ザ・デッドやホットファズなどの

コメディが有名で、僕もコメディばかり見ていました。

今回、コメディ要素ももちろんありますが、

爆笑するような場所はなくかっこよさとジョークで見せるタイプでした。

 

特に、最初の部分。

本当にかっこいいカーアクションから始まり、

シブ〜く音楽に合わせてコーヒーを買いに行くまでの冒頭は

本当にかっこよくてテンションも上がりよかったのですが、、、

良すぎて、後半ここを超えられなかったなぁというのが多少残念でした。

 

でも、全体的に本当に面白かった。

ジェイミーはクズだし、ケビンスペイシーはイイ役でした。

そして、ヒロインや泥棒の女性もセクシーで良かった。

 

映画館で見た方がいい映画だし、

もし家でもヘッドフォンで音量上げてガンガン聞いた方が楽しめます。

 

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ハクソーリッジの感想

友人たちとハクソーリッジを見てきました

太平洋戦争で英雄になった人の実話だそうです。

 

前半は、主人公の生い立ちからアメリカ軍の訓練を受けるまで、

後半が、実際に戦地に出向いての活躍の部分

 

彼がキリスト教を強く信仰していることがポイントで

キリスト教の教えを忠実に守って行きていく。

 

殺害などを罪とするキリスト教信者の場合、

良心的兵役拒否者として軍人になることを拒否することができるが

彼は何か役に立ちたく良心的兵役協力者の衛生兵として軍人を希望する

 

その彼が敵味方関係なく戦地で負傷した兵士を救っていくところが

英雄と呼ばれる理由です。

 

 

この映画、後半の戦地でのシーンは本当に感動的で

信念に基づき敵味方関係なく助け出していく姿はよかったです。

 

ただ、前半はちょっと退屈。

奥さんと出会うシーンも、主人公がナースの女性の前に突っ立って

何もせずじっとしてたり、翌日もまたナースの女性に会いに行ったり

今の感覚だと完全にストーカーというか危ない人でちょっとキモかった。

 

あと、軍人として訓練を受ける時でも、銃を持たないため

チームの輪を乱し迷惑をかけている

 

のちに、彼が英雄としてやり遂げるので美談になっているけど

チームからすれば自己中で迷惑な人でしかなく共感できる部分は少なかった

 

映画としては面白かったけれども共感できる部分が少なかったですし

あまり記憶に残る作品にはならなかったなと思います。

グロいシーンもあり。たぶん見直さないと思います。

 

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20th century women見てきた

 

丸の内ピカデリーに見に行ってきました。

 

一番右の男の子と真ん中の女性が親子。

左の男性と右の赤髪の女性が親子の家にルームシェアしている人。

左の女の子が男の子の親友で添い寝しに来る子。

 

男の子が思春期を迎えて、お母さんと合わなくなっていく。

そこで、赤髪の子と添い寝する子に面倒を見て欲しいとお願いするんだけど、

お願いされた二人も若いので、たまにやることをお母さんは理解できない。

 

それでもお母さんは、若い人の感性を理解しようと

流行りの音楽を聞いたり、ライブに出かけたりします。

それでも、わかった気になったり、やっぱり理解できなかったりの繰り返し。

そんな感じで映画は進んでいきます。

 

タイトル通り、20世紀ってこんな感じでしたよって映画で、

80sのパンクやニューウェーブ音楽が出てきます。

特にニューヨークパンクのTalking HeadsやBlack Flagが出てきました。

 

赤髪の子の考え方とかはすごく良かったし共感できました。

でも、何か事件が起こるわけではなく、淡々と進む中で、

人の気持ちの変化とかを考えていく映画でした。

 

ちょっとダレる部分があったりしましたが、ボーっとするには良かったかな。

 

 

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「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど」面白かった

 

 

6月1日の映画の日。久々に映画に行ってきた。

「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど」

台湾の彼女と日本の男性の実話をもとにした恋愛話

 

ネットで有名になった話だったので、

見終わった後に調べたら見覚えのある写真が出て思い出した。

https://matome.naver.jp/odai/2139193126258704801

 

 

この映画、90分ちょっとですが、テンポが良くてあっという間でした。

 

普通の恋愛映画だと色々と現実離れしたストーリー展開になって

いい歳したおっさんが見るのは辛いものがありますが

この映画は実話を元にしているので大げさな展開にはならず、

感情移入できる範囲に収まっているのが良かったです。

 

あとは、主人公の2人と友人2人がいい感じでした。

女優のジエン・マンシューさんはすごく可愛いしチャーミングだったし

モギさん役の中野裕太さんもちょっとシャイな感じが良かった。

それとは対照的な友人2人もチャラいけどしっかりしていてノリが良くっていい味出してた

 

演出もあまり多くを語らずさらっと表情で終わらせるところもあって

 

チャーミングでリアリティがあって見てて応援できました。

 

楽しく、2人を応援しながら終始見れたのでとてもいい映画でした!

あとは台湾のシーンは、台湾ドラマを見ている感じも良かったです!

 

※冒頭18分がネットに上がってました。(たぶん違法じゃない奴だと思う)

(公式でした)

 

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「たかが世界の終わり」の感想

カンヌ映画祭のグランプリというこの映画

有楽町のヒューマントラストシネマで見てきました。

 

内容は、都会で作家として成功し家族と疎遠になっていた主人公が

自分の余命が短いことを告げるために久々に田舎の実家に帰る話。

 

家族は癖があるように見えますが、どれも許容範囲。

みんな久々に帰ってきた主人公と距離があり

距離を縮めようとすると、兄貴が邪魔をする。

 

終始その繰り返し。

序盤の撮り方や画面の端に見切れるものや

音楽を使った演出など凝っているなと思わせるところはあるけれど、

何かありそうで何もない淡々とした話が続き、

兄貴も打ち解けそうに見えて打ち解けられず、見ている方はモヤモヤ。

 

wikipedia見るとグランプリ作品にしては酷評だったようで確かに満足度は低め。

 

モヤモヤはしたけれど、実際集中して90分見れたのと音楽が良かったです。

 

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「この世界の片隅に」の感想

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話題の「この世界の片隅に」を新宿テアトルに見てきました。

9時ごろに行ったらまだ空いてなくて9:50開館でした。

平日の朝一の回でしたが8割くらい埋まってました。

 

のんが主役の声優をやっていることと、クラウドファンディングくらいしか

知識を入れずに行きましたがネットで多く見られる通り

重くならない戦争映画で良かったです。

 

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すずの性格とのんがぴったりで良かったですね。

あまちゃんは良かったですが海月姫とかあまりいい感じには思わなかったので

ハマった時はすごくいいんだなと思いました。

また、ストーリーも絵も良かったですね。

辛い・苦しいを表に出さずに軽いタッチの中に含ませるのが良かった。

 

これをきっかけにクラウドファンディングを使って

好きな映画を撮る人が増えてくれるといいですし、

のんの仕事も増えるといいですね。

 

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シン・ゴジラの感想 togetterまとめ

 

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シン・ゴジラをコミケ終了後の体調悪い中見てきました。

各所で絶賛だった通り僕にとっても最高の映画で今のところ今年No1です。

※次点はシングストリートですね。

 

感想は他の人のものを読んでもらう方がわかりやすくていいと思うので、

僕が良く見るtwitterまとめを2つ紹介。

#細かすぎて伝わらないシン・ゴジラの好きなところ選手権 #シン・ゴジラ【ネタバレ注意】
【シン・ゴジラ】演者・松尾諭さんに捧げる泉ちゃんこと『泉修一政調副会長』まとめ

上記2つがすごく好き。

IMAXでの再上映も始まっているのでもう一回見に行きたいな…

 

シン・ゴジラ音楽集

 

ヘイトフルエイト見てきた

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タランティーノが仕掛ける「密室」ミステリー

 

この言葉でだいぶハードルが上がってしまいました。

緻密なミステリーをタランティーノ特有のトークで解決するものかと思ってましたが、

密室ではありますがミステリーというよりスプラッターでしたね。

 

 

いろいろと書いてしまうとネタバレになってしまうのであまり書きませんが、

謎解きを期待していくと期待外れになりますが、

タランティーノの持つかっこいいドンパチを期待していくと楽しめます。

 

今回、キャラクターがイマイチ弱かったかなと思いましたが

アカデミー賞にもノミネートされたジェニファージェイソンリーがすごく良かったです。

 

前作のジャンゴもそうでしたが、南北戦争の話が出てくるので

そこを予習すると深みが出るのかなとも思います。

 

個人としては、タランティーノ作品の中でも下の方のランクになりましたが

ネットなどでは評判も上々ですので、ぜひ映画館で見たほうがいいです。

最初のタランティーノ作品で見る黄色いフォントを見たら

テンションマックス間違いなし!

 

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