花とアリス殺人事件を見てきました。
今年初の映画館。
期待していなかったのですが、面白かったです。
岩井監督のもつ青春が詰ってました。
「謎の転校生」がいまいち不完全燃焼だったので、今回好みにあってよかった。
「史上最強の引きこもり花、史上最強の転校生アリス」ってコピーはどうかと思いました。
そして、「世界で一番小さな殺人事件」もどうかと思います。
特に史上最強でもないし、小さな殺人事件でもないし。
これはきっと男子からみたある理想の女子像なんでしょうね。
女子も結構さばさばしていて、いいリズムで話が進むのですが、
本来の女子ってもっと陰湿なイメージがあるし、割り切った関係みたいなものもないのかと思うし。
ストーリーもわかりやすく落ちもしっかりしていて、90分の長さもちょうどいい。
ただ、花とおっさんとの珍道中はちょっと間延びしました。
あと、アニメーションが残念なところがありました。
特に前半部分。声が出ているのに、アニメの口が動いていないとかあったり。
お金の問題なのかわかりませんが、そこはしっかり作ってほしかった。
でも、全体的にホントにいい作品で、嫌な部分もないし理想的な青春映画でした。