テリーギリアム監督作品。ゼロの未来をみてきました。
久々にアクション以外のSF映画で満足でしたが、
内容はさっぱりわかりませんでした(笑)
万人にお勧めできる映画ではないです。
実際、映画館でも隣の人寝てましたし。
でも、テリーギリアム作品は、少しでも多くの人に見てもらいたい。
作風が独特ですし、売れるようなわかりやすい映画ではないのですが、
今、考える映画って少なくなっているので
グループで見に行って、見終わった後にあーだこーだ話してもらいたい。
あってるか間違っているかは置いといて、
いろんな意見を話すのも映画の楽しみ方なので。
映画の解釈
僕も友達と見てきて、意見はまとまりませんでした。
友達は、全てがヴァーチャル世界の話じゃないかと言ってたのですが、
それだと、安易すぎて面白くないですよね。
主人公は、ものすごく流される人間なんだと思うんです。
情報化社会で、様々な情報を受け入れ実行してしまう。
エンティティの解析というのも、ビックデータのような
デジタルマーケティングに近いものかと思いました。
ゼロの定理を見つけることには意味がなくて
ゼロの定理を見つける彼の行動を監視することに意味があった。
ボブは熱中しすぎて自分の世界がない主人公を
外に出して自分の意思をもたせるために助けた。
そして、自分の意思を持った主人公は
自分の意思というものがゼロの定理だと思い、
主人公の意思で未来を選んだのかな。
最後に
1回見ただけでは全くわからない。。。
それでも、よくわからない中楽しく見て、
その後酒飲みながら語ることは貴重な体験です。
主題歌のRadioheadのCreepのカバーも甘酸っぱくてよかった。