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バッタを倒しにアフリカへ 感想

タイトルですでに勝ってるけど内容も面白かった
ちょっと前に流行った「好きなことを仕事にする」人

日本でバッタ研究の需要もそんなにないし、
やはり本場はアフリカなのでアフリカまでバッタ研究に行っちゃった人の話

そんなにお金がないから、うまいこと人を雇ったり研究道具を手作りする話とか面白い

あとはフィールドワークの話も面白くて
バッタが出たって噂を頼りに、運転手やコックを雇って
広い大地を何日もかけて駆け抜けたり、
夜はあまりに暗いから10m先も見えないで迷っちゃうとか

タイトルも面白いし、さらに内容も最高でいい本でした

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サイバー戦争論: ナショナルセキュリティの現在 は今の戦争がわかる本

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久々に本の感想。

 

セキュリティの勉強にと読んで見たのですが、

セキュリティの話はITの仕事をしていたらわかるくらいのことが書かれていました。

 

それよりも、タイトル通りサイバー戦争に関する情報がすごくてとても面白かった。

 

まず、現状どんな課題があるのかという話。

例えば、ミサイルの制御システムや通信システムなども

現在はネットワーク上にあるので、ハッキングされる可能性があるとか

それらのシステムも独自のOSを使っているわけではなく

WindowsやLinuxの上に乗っているものも多いので

脆弱性をつきやすいという話がありました。

 

その他にも今までのサイバー攻撃を振り返り

どのようなことが起こっていたかを整理した章もよかったです。

 

最後の章に著者の意見がまとめられておりとても読みやすいですし

セキュリティやITに詳しくない人でも用語の説明が書いてあるので

詰まることなく読めると思います。

 

 

「問題プロジェクトの火消し術」の感想

図書館で問題プロジェクトの火消し術を借りてきましたが

システムPM必読の書でした。

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遅延しているプロジェクトのPMOとして派遣された場合に

順にやらなければいけないことと、その際の注意点などが書かれております。

 

そもそも、問題プロジェクトにならないようにしなければならないのですが、

それがなかなか難しい。

 

何故問題プロジェクトが発生するかと言うと

原因の多くにお客さんの他人事なところがあるのではないかと考えています。

 

他にも多くの理由がありますが、この本を読んで一番印象に残っているのは、

決定事項を相手に選ばせることで自分ごとととらえてもらう点。

これは、お客さんだけではなく、自社の上長や役員の交渉にも出てきます。

 

お客さんの協力なしにプロジェクトは成功しません。

お客さん側のリーダーが他人事では何も進みませんしいいものもできません。

 

しっかりとお客さんをコントロールするための一つとして

決定事項をお客さんに選ばせるということをさっそく行おうと思います。

 

また、この本に書かれていることを事前にやっておくことで

問題プロジェクトも減るのではないかと思いました。