CMSベンダーの株式会社のれん主催のセミナーに行ってきました。
行ったセミナーは下のふたつ。
明電舎の事例から学ぶ 見込み客を獲得して育てるWebサイト活用術
二つのセミナーを通して感じたのは、
「リニューアルってただサイトの変更を行うだけではなく、
リニューアル後のKPIや運用が大事だよね」ということでした。
なんのためにリニューアルするかを考えると、
ただ、デザインが古くなったからするわけではなく、
サイト更新に時間がかかるとか、Webをユーザ獲得の軸にしたいとか
そういった課題があって行うことが多いと思うのですが、
例えば、MA入れれば解決するだろうとか、
CMSで運用がラクになるという、リニューアル前の提案でイメージを膨らましても、
いざ、リニューアルが終わりシステムを使ってみると
思っていたのと違ったりして、うまく行かないことも多いのではと感じます。
うまくいかなり理由として、各社のWeb担当者が、
サイトリニューアルは制作会社なりに任せることができるので、
予算さえ取れれば、ある程度手を動かさなくても進むことができますが、
運用やKPIについては、コンサルを入れたとしても自分たちの会社内の話なので
そこを回すスキルや術が少ないことや、更新作業や社内育成など
システム導入後に行う作業も多く、担当者のスキルレベルがそこまでないことが
多いかなと感じます。
今回のセミナーでは、上記の問題に対しての明確な回答はなかったように感じますが、
例えば、運用については、ある程度パターンが決まっているので
自社にある方法をとることや、KPIについてもコンサルと協力して
時には、常駐などを行うことで回せるような気がします。
しかし、実際それをやると難しくって、明電舎の専任部長の山口さんのように
明確なビジョンを持って進めていくリーダーが社内にいないことには、
どんなプロジェクトであれ、うまく進まないんだなと感じました。
来年は自分も、リニューアル前よりも後を意識した仕事をしたいなと思います。