久々に本の感想。
セキュリティの勉強にと読んで見たのですが、
セキュリティの話はITの仕事をしていたらわかるくらいのことが書かれていました。
それよりも、タイトル通りサイバー戦争に関する情報がすごくてとても面白かった。
まず、現状どんな課題があるのかという話。
例えば、ミサイルの制御システムや通信システムなども
現在はネットワーク上にあるので、ハッキングされる可能性があるとか
それらのシステムも独自のOSを使っているわけではなく
WindowsやLinuxの上に乗っているものも多いので
脆弱性をつきやすいという話がありました。
その他にも今までのサイバー攻撃を振り返り
どのようなことが起こっていたかを整理した章もよかったです。
最後の章に著者の意見がまとめられておりとても読みやすいですし
セキュリティやITに詳しくない人でも用語の説明が書いてあるので
詰まることなく読めると思います。