『新日本プロレス 10大事件の真相』の感想

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正月にブックオフで買ってきました。

ほんとに楽しかった。

 

今の小学生はどうかわかりませんが、

僕が小学生の頃、学校の男子の多くはプロレスを見てました。

 

当時は、新日が、橋本全盛期。蝶野は夏のG1しか勝てず地味。武藤はかっこいい。

ジュニアだと、ライガーやサムライ。たまにみちのくからサスケがきてました。

全日は、三沢、小橋、川田、田上、ハンセン、ゴディやウイリアムス。

 

そして、両団体の他に、大仁田のWWFや前田、高田のU系があったけど、

そちらは田舎だったから雑誌で見るだけでした。。。

 

新日の方が人気があって、全日好きは硬派なしっかりした人が多かった印象。

 

そんなプロレス黄金期から少し外れた世代でも

この10大ニュースは全て知ってました。

 

扱っている10大ニュースは、

⒈第1回 IWGP優勝戦「猪木舌だし」事件

⒉クーデター未遂事件

⒊タイガーマスクが衝撃のデビュー&引退

⒋第一次UWFの旗揚げと崩壊

⒌前田日明のUWF移籍と新日追放

⒍長州力が新日離脱

⒎新日3大暴動事件

⒏3団体オールスター戦

⒐全日本との外人引き抜き事件

10.「猪木vsアリ」世紀の一戦

 

この本を読むと、あの時代は猪木を中心にプロレスが回っていたのがよくわかります。

とにかく猪木。良くも悪くも猪木です。

 

この前の時代では、猪木のアイディアがファンにも届いていて

熱狂的なファンを獲得していましたが、

83年のIWGPの舌だし事件あたりから

猪木とファンとの間に溝が徐々に出来始め、

87年のたけしプロレス軍団の乱入あたりで、決定的になったようです。

 

舌だし事件も、実際は猪木が勝つ予定だったものを

プロレスをもっと大きくしたいと考え、そのためにはメディアへのアピールが

大事だと考えていた猪木がほぼ単独で行ったことだと書いてあります。

舌だし事件:http://video.fc2.com/ja/content/201209197eP73xaq/

 

僕も当時はガチだと思ってましたし、周りもそうでした。

大人でもガチだと思っている人が多かったような気がします。

それは、猪木が考えた奇抜なアイディアがファンに響いてたんでしょうね。

 

本の後に、武藤の移籍についても調べてみましたがそれも猪木が言い出したとのこと。

武藤敬司が全日本プロレスにへ行った理由

 

良くも悪くも20世紀のプロレスは猪木が中心だったんですね。

 

今またプロレスブームが来てるそうですが、

当時とは違う、アイドルのような感じに見えるので見ていません。

また、熱狂的になれるプロレスが戻ってきたらいいなと思います。

 

 

 

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